女人蛇体―偏愛の江戸怪談史 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
嫉妬の焔で蛇となった女宿業か悲恋か恐ろしくも哀れな男と女の怪談を探る
嫉妬に燃える女は蛇となって逃げる男に追いすがる起源から様式化へ、仏教が説く因縁話から悲恋物語へと変貌する“蛇体と化した女たち”の怪談奇談の系譜を考察する。
内容(「BOOK」データベースより)
恋ゆえに憎しみの淵に沈む女が蛇体に変身―。幻想文芸に花開く「女が蛇になる物語」はどのように生まれ、物語の世界へと変貌していったのだろうか。古代・中世の仏教説話にみえた女人が蛇に変身する表象は、やがて近世の小説・演劇のなかで様式化されながら、怪異な恋物語へと創り変えられていく。好色と怪異の絶妙なコラボレーション。その足跡を追い求め、江戸怪談が描き出した、一途な執念が生む“恋の魔境”へと読者を誘う。
雨月物語 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
独創的な幻想が綾なすファンタジックな世界―この幻想空間を描いて他の追随をゆるさない上田秋成『雨月物語』。それは、中国白話小説の用字や修辞を巧みに活用し、芸術的香気ただよう文章のうちに、主人公たちとその運命の悲劇的な情念世界をみごとに造形化した。貞女宮木、悪霊磯良、蛇精真女児らの悲しい運命を、作者の夢想的稟質と自覚的な方法が知的で美しい幻想小説に織りなしていく。この『雨月物語』の世界を、読みやすい本文とともに、語釈、現代語訳、さらには鋭角的な評を付しておくる。「訳注日本の古典」シリーズの決定版。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
上田 秋成
1734‐1809年(享保19‐文化6)。江戸中期の小説家。大坂で生まれ、商家の養子となる。1766年、浮世草子『諸道聴耳世間猿』で世に出るが、国学者・加藤宇万伎、小説家・都賀庭鐘と出会い、1776年、『雨月物語』を刊行する。晩年には、随筆集『胆大小心録』や、小説『春雨物語』を孤独のうちに著した。その作品は、江戸後期の戯作者たちに大きな影響を及ぼした
高田 衛
1930年生まれ。東京都立大学名誉教授
稲田 篤信
1947年生まれ。首都大学東京教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
新編日本古典文学全集 (24) 源氏物語 (5) (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
長大な物語『源氏物語』は、光源氏の生まれてから成人するまでの第一部、その中年の恋の物語である第二部、そして、光源氏亡きあとを物語る第三部におおむね分けられている。今回の第5巻は、その第三部の導入部分、華麗な「宇治十帖」の始まりにあたる。栄耀栄華をきわめたスーパーマン・光源氏も、晩年は最愛の妻・紫の上を失い、憂愁のなかにその生涯を終える。その死後、主人公は、光源氏の子・薫と、匂宮という二人の若い世代に移る。作者・紫式部は、何事もはえばえしかった光源氏とは対照的に、等身大の、身近な人物造形をこの二人にあてた。光源氏の子として生まれたが、その実、柏木と女三の宮の不義の子である薫。その出生の秘密を知る彼は、不断の厭世感を身にまとい、悩み多い人生を生きることになる。光源氏の弟・八の宮の遺児、大君と中の君に対する、ライバル匂宮との恋のさやあて。はじめは大君を選びながら、その死後は、匂宮にゆずった中の君への思慕に苦しめられる薫。現代にも通じる、この愛すべきキャラクターの活躍が、この第5・6巻で楽しめる。同一ページに、原文・頭注・現代語訳がはいり、誰でもが、この日本古典文学の最高傑作に親しむことができる。
出版社からのコメント
匂兵部卿、紅梅、竹河、橋姫、椎本、総角、早蕨、宿木の八帖を収録。光源氏亡きあと、薫と匂宮の二人の貴公子が主人公に。深窓の令嬢、大君と中の君に対する二人の恋のさやあてが、華麗に展開するラブ・ロマンス!
源氏物語〈巻10〉 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
千年の時を超えて描く男と女の愛の真実
瀬戸内寂聴の名訳で贈る大ヒット話題作
待望の新装版、巻十完結
宇治の山荘を訪ねた匂宮は、薫を装い浮舟と契る。2人の男の間で揺れ迷う浮舟は、苦悩の末に死を決意。入水を図るも果せず、助けた横川の僧都により受戒、出家する。生存を知った薫は便りを寄せるが、浮舟は拒絶し会おうとしない。大長編小説「源氏物語」54帖、圧巻の完結篇。
内容(「BOOK」データベースより)
宇治の山荘を訪ねた匂宮は、薫を装い浮舟と契る。二人の男の間で揺れ迷う浮舟は、苦悩の末に死を決意。入水を図るも果せず、助けた横川の僧都により受戒、出家する。生存を知った薫は便りを寄せるが、浮舟は拒絶し会おうとしない。大長編小説「源氏物語」五十四帖、圧巻の完結篇。
繪本 平家物語 カジュアル版 (大型本)
出版社 / 著者からの内容紹介
"諸行無常の響き"を聴きながら
滅亡と新生を繰り返す歴史の中に21世紀の今を問い直す、現代版『平家物語』絵巻
安野光雅美術館(島根県津和野町)開館5周年記念出版
"祇園精舎"から"女院死去"まで精密な絹絵と、書下ろしの文章で織りなす、安野光雅の華麗な世界、79場面・143章段を収録。
亡びることは、はかない。しかし亡びることは、新しいものを生みだすことでもある。歴史は滅亡と新生の繰り返しなのだから、詠嘆は、心をとりなおすために必要な、浄化の手段なのであろう。??
※本書は、1996年刊『繪本 平家物語(特装愛蔵版)』を軽装にして再刊行したものです。
内容(「BOOK」データベースより)
“祇園精舎”から“女院死去”まで精密な絹絵と、書き下ろしの文章で織りなす、安野光雅の華麗な世界、79場面・143章段を収録。
桃尻語訳 枕草子〈中〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
驚異の名訳ベストセラー、ついに文庫化!その中巻は、第八十三段「カッコいいもの。本場の錦。飾り太刀。色つきの仏様の木画。…」から―第百八十六段「宮仕え女のとこに来たりなんかする男が、そこでさ、物食べるっていうのはホーント…」まで。
新編日本古典文学全集 (68) 井原西鶴集 (3) (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
頭注+原文+現代語訳「三段組の古典」決定版誕生!基本的作品を網羅。権威ある執筆陣、最新の研究成果。
萬葉集釋注〈6〉巻第十一・巻第十二 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
多彩な表現で万葉びとの愛情生活を描き出す。
目録に「古今相聞往来歌類」と称する巻十一(五一三首)、巻十二(四〇四首)を収録。この二巻は、「柿本人麻呂歌集」を先立てながら、作者不詳の歌を「正述心緒」「寄物陳思」などの歌体で分類する。
内容(「BOOK」データベースより)
『万葉集』の「目録」に「古今相聞往来歌類」と称する巻十一と巻十二とを収録。「柿本人麻呂歌集」を先立て、次に作者不明の歌を「正述心緒」「寄物陳思」などの歌体で分類するこの二巻は、多彩な表現で万葉びとの愛情生活を描きだしている。「正述心緒」には「女の歌+男の歌」の群をいくつか繰り返すという配列がとられ、「寄物陳思」は詠み込む「物」ごとに集められている。
カラダで感じる源氏物語 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
『源氏物語』はエロ本である。どんなにエロティックか、そしていかに現代的であるかをあますところなく暴きだす、気鋭の古典エッセイストの『源氏物語』論。「病気好き」「ブス好き」「コンプレックス」だらけの男たち、「ストレス過多」で、「拒食症」で、その中で自己を見出していく女たち。当時の時代背景、経済事情まで解説し、さらにオナニーにも使えると喝破する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大塚 ひかり
1961年神奈川県生まれ。古典エッセイスト。早稲田大学で日本史学を専攻。出版社勤務を経て88年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
往生の物語―死の万華鏡『平家物語』 (新書)
出版社/著者からの内容紹介
全てが「死」に収束していくこの物語の主要登場人物を、その死の時点から逆照して考える。勇壮な死から不様な死まで様々な最期を見ていく時、現代人にも死に心の工夫を巡らすヒントを与えてくれる。
内容(「BOOK」データベースより)
『平家物語』は平家滅亡の物語であり、平家一門の「死に様」の物語ともいえる。清盛の地獄の死、宗盛の愚かしくも人間的な死、知盛の剛毅で潔い死、建礼門院のありがたい死…。著者は、この『平家物語』を空前絶後の「死(タナトス)」の大文学としてとらえ、その主要な登場人物11人の様々な最期から逆照した彼らの生きかたを「死への道筋」と見ることで、新しい面白さを発見していく。そして、私たち現代人にも、避け得ない「死」と向き合うための心の工夫のヒントを与えてくれるのである。
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