源氏物語〈3〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
「胡蝶」から「若菜 上」にいたる11篇を収める。ますます美しさを増してきた玉鬘に、源氏の心はあやしく乱れるばかり。結局彼女はむくつけき鬚黒に嫁ぐこととなった。舟遊びや管絃に打ち興じる上〓たちの花やかなざわめきを残して、はや秋も過ぎ去ろうとしていた。
女人蛇体―偏愛の江戸怪談史 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
嫉妬の焔で蛇となった女宿業か悲恋か恐ろしくも哀れな男と女の怪談を探る
嫉妬に燃える女は蛇となって逃げる男に追いすがる起源から様式化へ、仏教が説く因縁話から悲恋物語へと変貌する“蛇体と化した女たち”の怪談奇談の系譜を考察する。
内容(「BOOK」データベースより)
恋ゆえに憎しみの淵に沈む女が蛇体に変身―。幻想文芸に花開く「女が蛇になる物語」はどのように生まれ、物語の世界へと変貌していったのだろうか。古代・中世の仏教説話にみえた女人が蛇に変身する表象は、やがて近世の小説・演劇のなかで様式化されながら、怪異な恋物語へと創り変えられていく。好色と怪異の絶妙なコラボレーション。その足跡を追い求め、江戸怪談が描き出した、一途な執念が生む“恋の魔境”へと読者を誘う。
うつくしきもの 枕草子 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
懐かしい古典が読める!楽しめる!古典絵本
『枕草子』をカルチャースクールで学ぶように、もう一度学び直す、大人のための古典絵本。口ずさみたくなる原文、味わいどころがわかる、清川妙の解説、王朝世界を再現する、おのでらえいこの雅やかな絵。千年の時をこえて、名作がよみがえります。
内容(「BOOK」データベースより)
「春はあけぼの」に始まるけれど「春はあけぼの」に終わらない。ページをめくるたびに、清少納言の見た情景がつぎつぎ広がる。作家清川妙と画家おのでらえいこによる、楽しくて美しい、枕草子。むかし教科書で習った名文19章段を、読み仮名付きで掲載。簡略なあらすじと部分訳で、原文のまま、すらすら読める。清川妙の紙上授業で、作者の心や背景が、深くじっくり味わえる。おのでらえいこの絵で、雅やかな宮廷生活がよみがえる。
心中への招待状―華麗なる恋愛死の世界 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
日本の文化に深く根付く「心中」。なぜ人はその最期を求めようとするのか…。始祖、近松門左衛門「曽根崎心中」の本質を鋭く見抜き、究極の美の在り処を探る三島賞作家の問題作。
内容(「MARC」データベースより)
日本の文化に深く根付く「心中」。なぜ人はその最期を求めようとするのか。始祖、近松門左衛門「曽我崎心中」の世界を丹念に読み解くことで見えてきた、正しい心中の姿とは何か。究極の美の在り処を探る。
中学の「古典」を1週間で攻略する本―枕草子から徒然草までミルミル読解! (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
『枕草子』『徒然草』『論語』など、試験に必ず出る18の作品を取り上げ、入試問題を交えて紹介。この一冊で、苦手な古典もスラスラ読める!「古典」に苦手意識を持つ人の中には、文法や単語など、覚える要素の多さに頭を抱える人が多いのではないでしょうか。歴史的仮名遣い、助動詞の活用、係り結びの法則など、試験でよく出題される古典ならではのポイントがたくさんあります。
本書では、これだけはおさえておきたい“攻略ポイント”を13に絞り、わかりやすく説明しました。また、何をどう勉強したらいいかわからないという人のために、“学習のコツ”をイラストとともに紹介しています。
古典学習への第一歩が踏み出せたら、名作として読み継がれているさまざまな作品の魅力も味わってみましょう。『竹取物語』や『平家物語』、『枕草子』や『徒然草』など、それぞれの作品の特徴や、そこに込められた作者の思いを知ることで、古典を身近に感じるとともに、楽しみながら読めるようになるはずです。
本書は、テスト対策はもちろん、古典の知識・教養をおさらいするにも最適の一冊です!
内容(「BOOK」データベースより)
古典が苦手な人の中には、文法や単語など、覚える要素の多さに頭を抱える人が多いのではないでしょうか。本書では、そんな悩みを解決するために、名作を読みながら古典の攻略法をわかりやすく説明しました。また、何をどう勉強したらいいかわからないという人のために、「学習のコツ」をイラストとともに紹介しました。テスト対策はもちろん、古典の知識・教養をおさらいするにも最適の一冊です。
現代語訳 南総里見八犬伝 下 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
わが国の伝奇小説中の「白眉」と称される江戸読本の代表作を、やはり伝奇小説家として名高い白井喬二が最も読みやすい名訳で忠実に再現した名著。長大な原文でしか入手できない名作を読める上下巻。
内容(「BOOK」データベースより)
全九集九八巻、一〇六冊に及び、二十八年をかけて完成された日本文学史上稀に見る長編にして、わが国最大の伝奇小説を、白井喬二が雄渾華麗な和漢混淆の原文を生かしつつ分かりやすくまとめた名抄訳。ご存じ、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の八つの徳を体現する八犬士の壮大な長編史伝が、その粋を集めた最も読みやすい現代語訳で、今ここに甦える。
源氏物語〈巻3〉 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
光源氏を襲う逆境の嵐と運命の変転。
瀬戸内寂聴の名訳で贈る大ヒット話題作 待望の新装版、巻三刊行
謀反の咎めを受け須磨へと都落ちした光源氏は、わびしい流謫の地で明石の君と逢い、結ばれる。晴れて帰京の後、源氏と藤壺の不倫の子・冷泉帝が即位し故六条の御息所の娘・前斎宮が妃として入内。明石の君との間には姫が誕生し、栄華の絶頂へと向かう源氏31歳までのドラマを描く。
内容(「BOOK」データベースより)
光源氏を襲う逆境の嵐と運命の変転。瀬戸内寂聴の名訳で贈る大ヒット話題作待望の新装版、巻三刊行。
恋ノウタ―Contemporary Remix“万葉集” LOVE SONGS WITH YOUつのる想い (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
万葉集はクラシック(古典)じゃなく、ポップスだったんだ!
恋心だけは、いまもいにしえもかわらない――。万葉集の恋歌を、いまのJポップの歌詞風に翻訳。言葉を変えてみるだけで、こんなにも切ない恋心がうたわれていたことがわかります。想いを伝えたいときの贈り物に最適
内容(「BOOK」データベースより)
『万葉集』ってクラシック(古典)じゃなくて、ポップスだったんだ―。今から約千二百年前に編集されたわが国最古の歌集『万葉集』の中から「恋の歌」(相聞歌)をピックアップし、それらを「ポップスの歌詞のような感覚」で翻訳した現代語訳と、「今」を切り取ったヴィヴィッドな写真とのコラボレーションによる、写真詩集、第三弾。
現代語訳・徒然草 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
世間や日常生活を鮮やかに、明快に解く感覚を、名訳で読む文庫。合理的・論理的でありながら皮肉やユーモアに満ちあふれていて、極めて現代的な生活感覚と美的感覚を持つ精神的な糧となる代表的な名随筆。
内容(「BOOK」データベースより)
芥川龍之介も、大正期の代表的名随筆集『退屈読本』を書いた佐藤春夫の人気には、当時かなわなかった。その精神は本書の名訳にもよく表われている。一方、合理的で論理的でありながら、皮肉やユーモアに満ちあふれていて、誰もが楽しめるこの『徒然草』は、きわめて現代的な生活感覚と美的感覚を喚起させてくれ、精神的な糧とヒントを与えてくれるまさに名著。
古事記 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
『古事記』の撰者は藤原不比等である。この大胆な仮説を裏付けるべく、梅原猛が初めてその現代語訳に挑戦した記念すべき作品。日本語の祖語が保存されているアイヌ語を駆使して、「枕詞」など、従来読み解けなかった難解な文章の意味を明らかにしていく。
内容(「BOOK」データベースより)
『古事記』の撰者は藤原不比等である。稗田阿礼という人物は、藤原不比等以外に考えられない。「原古事記」には柿本人麿もかかわっていたのでは?このような大胆な仮説を裏付けるべく、梅原猛が初めてその『古事記』の現代語訳に挑戦した記念すべき作品。アイヌ語は縄文時代ゆかりの日本語の祖語と考える著者は、アイヌ語を学びなおして、「枕詞」など従来読み解けなかった難解な文章の意味を明らかにしていく。
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